ほにゃく犬とほにゃくハリの字幕ほにゃく日記
何日か前に書いた日記なのですが、書きかけのまま放置しておりました。クリスマスが過ぎてしまったのですが、UPしちゃってよろしいでしょうか?しかも、例によって半分は過去の日記からのコピペという、チョ~手抜き。年末なのでお許しくださいませ。
実はですね~ 毎回いただき物をこれ見よがしにお見せして大変恐縮なのですが、ドイツなブツを見たり食べたりすると、つい載せたくなってしまうサガ。今日はレープクーヘンでございます。
ひゃ~ 懐かしい。本場ニュルンベルクにある老舗、Schmidt のレープクーヘンです。毎年、ホストファミリーだったお父さんとお母さんが送ってくれたんですよね。そのお父さんも昨年亡くなり、25年以上毎年いただいていたレープクーヘン便は昨年で途絶えてしまいました…。
既出のネタですが、砂糖がけのレープクーヘンを見るとどうしても思い出してしまう海の生物
→ コチラ
ネーミングもナイス。タコのパウル君も、レープクーヘンを枕にしていたのです。
=======ここから先、横着して5年前の日記からコピペさせてください======
レープクーヘンについて(ドイツ語)→ コチラ
形は丸や長方形など様々ですが、オブラートの上に柔らかい種を流して焼くのが一般的のようです。ハート型のものとか、中にジャムが入っているものとかバリエーションも色々。
<名前の由来>
名前の由来には諸説あるとのこと。私が検索しただけでも、様々な説が出てきました上のサイトでは、ラテン語の libum (=ドイツ語のFladen、丸くて平たい焼き菓子のことだそうです)から派生したのでは、となっておりました。「命(Leben)のケーキ」という意味がある、という説明を日本語のサイトでいくつか見かけましたが、ドイツ語のサイトで調べる限り、「Leben」とは無関係、となっています。なお、レープクーヘンのモトとなったのは、古くから存在したPfefferkuchen (プフェファー・クーヘン)や Honigkuchen (ホーニヒ・クーヘン)ではないか、とのこと。(ホーニヒ・クーヘンについては紀元前から存在した、との説もあるらしいです)
ドレスナー・シュトレンという呼称がドレスデンで焼かれたシュトレンにしか使えないのと同様、1996年に「Nürnberger Lebkuchen(ニュルンベルガー・レープクーヘン)」 と呼べるのは、ニュルンベルクで作られたレープクーヘンのみ、と定められたそうです。
<職人の歴史>
既に1395年にはLebküchner (レープクーヘン職人)やLebzelter(ドイツ南部やオーストリアでは、Lebküchner をこう呼ぶそうです) の記述が出てくるとのこと。しかし、「ツンフト」(手工業者の同業者組合)として認められるには時間がかかったと記されています。1643年になって、ようやくニュルンベルク市の参事会がレープクーヘンのツンフト設立を認めたとのこと。「ツンフト」と聞くと、高校の世界史を思い出しちゃいますね。設立時の「レープクーヘン・マイスター」は14名。このマイスターへの道のりは厳しかったそうです。このサイトに、面白い記述が。
Der vielleicht bequemste - aber nicht immer angenehmste - war der über die Eheschließung mit einem Meister-Toechterlein. In der 1645 veröffentlichten Lebkuechner-Ordnung gab es eine Unazhl von strengen Bestimmungen. Verkaufen durfte seine Lebkuchen nur, wer seinen "eigenen Rauch", also einen Backofen, besaß.
(マイスターになるのに最も楽な方法 - ただしそれが最も快適な方法とは限らない - は、マイスターの娘と結婚することであった。1645年に発表されたレープクーヘン職人規定では、厳しい規則が数多く定めてあった。そして、焼き釜を所有する者のみがレープクーヘンの販売を許された。)マイスターのお嬢さんが残念なタイプだったりすると、決して「快適」ではなかった、ということでしょうか。ぷぷっと笑ってしまいますな。
<原材料>(Wikipedia を参照しました)
・ナッツ類(ヘーゼルナッツ、くるみ、アーモンドなど)
・オレンジピールとレモンピール
・ハチミツ、粉、砂糖、卵
・マジパン(え?どこに入れるんだろう・・・)
・香辛料(アニス、ジンジャー、カルダモン、コリアンダー、ニクズク(ナツメグ)の花、丁子、オールスパイス、シナモンなど)
これらを混ぜ合わせて種を作り、オブラートの上に流して焼きます。イーストは使わず、鹿角塩(ろっかくえん)を使って膨らませるのだそうです。
レープクーヘンのメーカーのHPなどを読んでみましたら、「当時は金に相当するくらい高価だった香辛料をふんだんに使い・・・」といった説明をよく見かけました。ドイツのクリスマス菓子って、どうしてこんなに香辛料が強いんだろう・・・とよく思うのですが、これが富の象徴だったのでしょうか。香辛料がたっぷり入っている、ということは、「純金入り饅頭」みたいなものだったのかしら・・・などと想像してしまいました。ニュル ンベルクは古くから栄えた町ですしね。
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…とのことです。私自身、すっかり忘れておりました。毎回コピペですみませんっ ではでは、皆さん、寒気が入ってきていますから、どうぞお気をつけて~
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